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 京都八幡ロータリークラブのある八幡市は、京都府の南西部、木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川となる地点に位置し、大阪府境に接しています。京都市、大阪市という二大都市の中間にあって、交通至便な立派な条件を有しています。
 八幡の歴史は古く、市域の南西部丘陵地から約二万年前の石器が出土し、旧石器時代にはすでに人が生活していたことがうかがわれ、弥生時代や古墳時代の遺跡などが市内全域に分布しています。古代から近世に至るまでの、交通の手段として三川が利用されました。又、古山陰道、東高野街道、京街道などの陸路が整備され、山陰や奈良、京都へ通じる交通の要所として重要な役割を果たしてきました。
 貞観元年(859年)に九州から八幡神が勧請され、男山に石清水八幡宮が建立されてからはその門前町として栄えました。文化面では、江戸時代初期の寛永の三筆の一人として称される松花堂昭乗が住まいし、書道・茶道・和歌などを介して文化の発信をしました。

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『松花堂』
 寛永の三筆と賞される松花堂昭乗の庵を男山山麓より移築し、庭園として公開している。庭内には全国から集められた珍しい竹が植えられているほか、日本庭園を代表する竹垣すべてを見ることが出来ます。又、昭乗のアイデアをもとに考え出された「松花堂弁当」も味わうことが出来ます。

『背割堤』 木津川・宇治川・桂川の合流地点にあり、一時水を調節して水害を防止するための知恵があります。堤には約250本の桜並木があり、春には美しいプロムナードとして市民に親しまれています。

『安居橋』あんごばし 円弧を描いた通称「たいこ橋」といわれる木造橋で周辺はささなみ児童公園として整備され、雰囲気は最高です。

『流れ橋 (上津屋橋)』 日本最長級の木造の橋で、時代劇の映画のロケ地としてよく利用されています。川の水が増水すると、ワイヤーでつながれた橋板が流れ、橋全体の損壊や堤防の決壊を防ぐしくみになっています。

『エジソンと八幡の竹』 トーマス・エジソンの発明は、その代表が世界の人々の生活に光を与えた「白熱灯」の発明でした。タングステンのフィラメントが出回るまでの約12年間、八幡や嵯峨野を中心とした真竹が大量に米国に輸出され、世界の家庭で夢の光として輝いたのです。 エジソンの生誕地マイランと八幡市は竹によって縁が結ばれ、友好都市となりました。 石清水八幡宮の境内にエジソン記念碑が建てられています。

『石清水八幡宮』 石清水八幡宮は、九州宇佐八幡の神託を受けたと称し、八幡神を、分霊、都を護るため、この地に移したと伝えられています。
京都八幡ロータリークラブの例会は「石清水八幡宮・清峯殿」で行われています。